迷子猫・迷子鳥・迷子犬探しなら、ポスター/チラシ制作「ねこてっくす」
●営業時間
|
このたびは「ねこてっくす」にご訪問いただきまして、誠にありがとうございます。 おそらく今は、店主の紹介文などを読んでいるゆとりはないと思いますので、 落ち着いた時にでもお読みいただければ恐縮です。 ごあいさつ はじめまして。ねこてっくす店主の松原と申します。 子供の頃からずっと、私はいつか必ず猫と暮らすのだ、猫と生きていくんだ、と夢みていました。 30代半ばにしてようやく夢が叶い、今は大好きな猫と共に毎日を過ごしています。 「ねこてっくす」が開店して5年目に入りました。 この仕事をしていると、「日常」というものがどれだけ尊いものなのか、毎日ひしひしと感じます。 この事業をはじめるきっかけとなったのは、東日本大震災でした。 私は仙台生まれの仙台育ちですが、ここ12年ほどは関西で暮らしていました。 この震災で、自分が生まれ育った東北の、よく知っている場所や建物が、津波や火事で破壊されていくのを 私は画面を通して、泣きながら見ていることしかできませんでした。 津波にのまれた親戚・・廃業を余儀なくされた実家・・被災している友人達・・。 みんなの安否がわかるまで、生きた心地がしませんでした。 悲しみと心配で、食べることも眠ることもできず、普通の日常生活さえ送れない日々が続きました。 そして、たくさんの人が被災地に赴き、救助活動を行っているのに、 私は何をすることもできない、誰ひとり、自分の家族さえも助けることができないと 自分の無力さを感じ続けていました。 自分だけが平和な地域で日常を過ごしていることが、たまらなく罪悪に思えました。 そうして毎日毎日、自分は何の為に生きているんだろう、自分にできることは何なんだろう、と考えていました。 やがて出た結論は、自分の持っている時間を無駄にしてはいけない、ということ。 自分が少しでも誰かの役に立つ可能性があるのならば、後ろ向きに考えている暇はない、 とにかく今すぐ「自分にできることをやるべきだ」ということでした。 そうして、震災から5ヶ月後、「ねこてっくす」は開店しました。 「飼い主さんを助ける事業」「尊い日常を取り戻すための事業」と掲げてスタートしましたが 気がつけば、この事業に救われたのは、私自身でした。 4年もかかってしまいましたが、たくさんの人に助けられ、私は仙台へ戻ることができ、 私自身の日常生活を送ることができるようになりました。 迷子ペットさんを飼い主さんだけで捜すのには、やはり限界があります。 どうか、「人に頼る」ということを怖がらないでほしいな、と思います。 勇気をだして、まわりの人に助けを求めてほしいと思います。 近所の方に助けてもらい、ペットさんと再会できたケースを私は何度も何度もみてきました。 「人のあたたかさを知りました」という声もたくさんいただきます。 世の中はいろいろ変ってしまったけれど、心の優しい人・親切な人はまだまだたくさんおられます。 そのことを少しでも多く感じて、力に変えてほしいなと思っています。 そして、動物たちと共に毎日を過ごしていくこと・・そんな平穏な日々はとても尊く、 お互いが望むのならば、ずっとずっと一緒にいてほしいと願ってやみません。 私は、飼い主さんとペットさんが再会して、みんなで喜んでいる姿をイメージしながら、ポスターやチラシを制作しています。 どうか飼い主さんも、ペットさんと必ずまた会えることを、心の底から信じてほしいと思います。 ここまでたくさんの方々とのご縁があり、たくさんのご協力をいただき、続けてくることができました。 心から感謝しております。ほんとうにありがとうございます。 今後とも、飼い主さんのお役にたてますよう精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 2016年3月23日 taji-labo(necotex)代表 松原祐子 代表プロフィール 迷子になってしまった猫・犬・鳥などのペットとその飼い主たちを、6年間で1300件以上サポート。 ■略歴 1975年・仙台市生まれ。デザイナー。 ■保有資格 ・厚生労働大臣認可 POP広告クリエイター ■趣味 ・猫・花・音楽・読書・映画・アニメ・宇宙・心理学・家庭菜園・量子力学・ダウジング・パワーストーン ■制作環境 OS : Windows10 / Mac OS10.8.4
|
【Copyright(c)2011-2020”ねこてっくす® ”All Right Reserved.】
このWEBサイト上の著作権は、ねこてっくす株式会社に帰属します。これらを著作権者の許諾を得ずに複製することは著作権法で禁じられています。 |